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高血圧

 

何故チェックするのか?

高血圧が続くと動脈硬化が進行し、脳梗塞、心筋梗塞など各臓器障害につながります。

また、脳血管や心臓、大動脈に負担がかかり、動脈瘤や心臓肥大といった形態的変化を起こします。

 

放置するとどうなるのか?

脳梗塞、心筋梗塞・狭心症、腎動脈硬化症、閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化性疾患や

くも膜下出血を含めた脳出血、心臓肥大からの心不全、大動脈瘤、大動脈解離など、

致命的な病気に発展する可能性が高くなります。

 

予防内科である当院の考え方

本当に高血圧症なのか、を判断します。

まずは2週間程度、家庭血圧を計測していただきます。

これは手首式ではなく、正確な上腕式で行なっていただきます。(循環器学では血圧計のスタンダードは上腕式血圧計かつ座位で2回計測することになっています)

必要なデータは血圧(循環器では、起床時と就寝前のチェックで変動を確認しています)、脈拍、イベント(睡眠不足、ストレスなど)です。

血液検査で二次性高血圧症の有無を確認します。(高血圧症には肥満や生活習慣や遺伝などといった原因の葉っっきりしない本態性高血圧と血圧をあげてしまうホルモンの異常分泌する病気による二次性高血圧があり、治療が異なります)

その他の生活習慣病の合併が無いかも血液検査でチェックします。(合併があると動脈硬化の進行が加速します)

心血管の変化はないか、エコーで心臓、頸動脈のチェックをします。高血圧だと心臓の筋肉が厚くなる肥大が起きやすくそれは心不全の元になります。また、動脈硬化が進み易いので頸動脈を全身の動脈のサンプルとしてチェックします。

これらが異常ない場合には生活習慣改善指導をして3ヶ月経過をみます。

改善がなければ内服治療になります。収縮期140、拡張期90以下を目指します。

当院では、生活習慣改善が成功し、血圧が改善して内服薬から離脱できた方もいます。「降圧剤は飲み出したら一生やめられない」わけではありません。

高い状態を放置する方が怖いですので、ご相談をお勧めします。

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