疲れが抜けない、だるい、眠い
「休んでも取れない疲れ」を年齢のせいにしていませんか?
あなたの「疲れ」「だるさ」が示唆するもの
どれだけ早くベッドに入って十分な睡眠時間を確保したつもりでも、翌朝ベッドから起き上がった瞬間にすでに体がぐったりと重い。あるいは、午後の大切な打ち合わせや重要な会議の最中、どうしても耐えがたいほどの眠気や集中力の低下に襲われ、以前に比べて何をするにも熱が入らない、エンジンがかかりにくくなったと感じる...。
40代、50代の現役世代が日常のなかで直面するこうした深い疲労感は、日々の仕事の忙しさや家事の疲れ、あるいは「更年期のせい」「年齢のせい」として片付けられてしまいがちです。

一般的に、こうした慢性的なだるさの原因を探ろうとすると、精神的なストレスや過労、あるいは栄養バランスの乱れやビタミン不足といった問題が頭に浮かぶことでしょう。
しかし、だるさや眠気という症状は、身体のエネルギー通貨であるATP(アデノシン三リン酸)という物質が細胞レベルで枯渇しているか、自律神経のバランスが著しく崩れている状態を物理的に表しています。
私たちは、この「なんとなく体調が悪い」という状態を放置すべきではないと考えています。
なぜなら、人間の健康と病気の間には広大なグレーゾーンが存在しており、自覚症状がありながら検査数値に異常が出ないこの時期こそが、未来の重大な病気を未然に防ぐための唯一のチャンスだからです。
健康を維持するためには、早期発見と早期改善がすべてです。あなたの代わりに病気になってくれる人は、この世界に誰もいません。これまでの人生で家族や仕事のために削ってきたご自身の健康という土台に、今こそ知性を持って向き合い、不調の真犯人を突き止めるための答え合わせを始めるタイミングが来ているのです。
疲れが抜けない「いくつかの理由」
疲れが抜けない原因を医学的に分析すると、実はあなたの視界の外にある複数の可能性が浮かび上がってきます。例えば、自覚症状がほとんどないまま進行する肝機能障害は、体内の解毒やエネルギー代謝を遅らせて深いだるさを招きます。
また、首の付け根にある甲状腺の機能が低下すると、全身の代謝にブレーキがかかり、いくら休んでも眠気が取れなくなります。さらに、大人の女性に多い隠れ貧血は、全身の細胞への酸素供給を滞らせ、脳機能を低下させて集中力や記憶力の減退を引き起こします。これらの多くは、自分自身の主観だけで原因を特定することが極めて難しく、医師による客観的な評価が必要不可欠な領域です。
しかし、これらの血液検査でわかる病気以上に、現代の日本人に広く深く潜んでいながら、最も本人が気づきにくい盲点があります。それこそが、睡眠の質を根本から破壊する「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」です。

多くの人は、睡眠時無呼吸と聞くと「体格の大きな男性が激しいいびきをかいて眠る病気」だと思い込んでいます。そのため、自分には全く関係のないことだと除外してしまい、結果として無自覚なまま放置されているケースが後を絶ちません。
しかし、日本人は元々顎が非常に小さいため、欧米人に比べて気道が狭くなりやすいという骨格上のリスクを抱えています。さらに女性は更年期以降、気道を支える筋肉の緊張が緩みやすくなるため、見た目は決して太っていなくても、寝ている間に静かに気道が塞がって「隠れ酸欠」に陥っている潜在患者が何百万人も存在しているのです。
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」について
放置すれば、心筋梗塞や脳卒中のリスクを2〜3倍に跳ね上げる危険な引き金
寝ている間に呼吸が浅くなったり止まったりすると、本人は朝までぐっすり眠ったつもりでいても、体内では恐ろしいドラマが毎夜繰り返されることになります。
酸素の供給が途絶えると、脳は夜中に何度も「窒息の危機」を感知し、自律神経の交感神経を強制的に跳ね上げます。その結果、血圧は急上昇し、心臓は激しく波打ち、脳は深い覚醒状態を強いられます。
これでは、一晩中激しいスポーツを続けているようなものであり、朝起きた瞬間にぐったりと疲れているのも当然と言えます。夜間の脳のオーバーヒートが、日中の集中力を削ぎ落としているのです。
この低酸素状態と交感神経の過緊張を放置することは、物忘れやだるさを招くだけでなく、不整脈や動悸を引き起こし、循環器内科の知見から見れば、心筋梗塞や脳卒中、心不全といった命に関わる重大な疾患へ直結するドミノ倒しの最初の1枚を毎日押し進めていることに他なりません。
突然死のリスクは、正常な人と比べて2〜3倍にまで跳ね上がります。

この深刻なリスクを解き明かすために、もはや昔のように病院に一泊入院して難しい検査を受ける必要はありません。当院では、あなたの日常を何一つ止めることなく、ご自宅にいながらいつも通りに眠るだけで完結する最新の「在宅検査システム」を用意しています。
指先に小さなセンサーを装着し、寝返りを測定するモニターをつけて一晩お休みいただくだけで、保険適用にて睡眠中の正確な酸素状態や呼吸の乱れを可視化することができます。もし簡易検査で中等症の疑いが出た場合でも、当院なら自宅のベッドのままで脳波まで測定できる在宅精密検査(在宅PSG検査)を行う体制が整っています。
完全に素人の方でも説明書を見ながら簡単に装着できるため、一切の負担なく不調の本当の原因を突き止めることができます。
治療は日中のパフォーマンスを最大化させる「最高の自己投資」
ご自宅での検査によって睡眠時無呼吸の診断がついた場合、そこにはあなたの日常を劇的に変えるための明確な治療の選択肢が用意されています。
もし数値が重症の域に達していた場合には、睡眠中の気道を優しく確保する「CPAP(シーパップ)」と呼ばれる鼻マスクを用いた治療を行います。これは空気の圧力で喉の閉塞を防ぐ画き的な方法であり、当院でも非常に多くの患者様が取り組まれています。この治療は健康保険が適用されるため、3割負担の方であれば月々5000円程度の実費で受けることが可能です。
さらに、そこまで重症ではない中等症や軽症の方、あるいはどうしてもマスクの装着が体に合わないという方に対しては、かかりつけの歯科医院と密接に連携し、下顎を少し前に出させることで物理的に気道を塞がれにくくする、保険適用の特別なマウスピース治療をご案内しています。
私たちはこれらの治療を、単に「病気の悪化を防ぐための義務」とは捉えていません。毎朝、かつてないほど爽快に目覚め、日中の集中力や仕事のパフォーマンスを最大化させるためのツールとして再定義しています。
特に、無呼吸症候群を抱える方の多くは、社会の第一線でバリバリと働く、通院のための時間を捻出することが極めて難しいビジネスパーソンです。
当院では、そうした多忙な方々が治療を断念しなくて済むよう、対面診療に加えてスマホで完結する「オンライン診療」を柔軟に併用できる定期管理外来を導入しています(※3ヶ月に1度は対面診療が必要です)。
通院の負担を最小限に抑えながら、毎月提出されるデータレポートをもとに「あなたの睡眠がいかに改善しているか」を医師と共に確認していく。この続けられる仕組みがあるからこそ、多くの方が安心して活力を取り戻されているのです。
病名がつかなくても、それは体が発する「未病」のサイン
万が一、血液検査や睡眠の検査を行って具体的な病名が見つからなかったとしても、決して落胆する必要はありません。なぜなら、その抜けない疲れやだるさは、病気になる一歩手前の状態である「未病」のサインだからです。
こうした不定愁訴の背景には、ストレスや不規則な生活による自律神経の著しい乱れが潜んでいます。
自律神経は、活動を促すアクセルの役割を持つ交感神経と、休息を促すブレーキの役割を持つ副交感神経から成り立っており、車のように双方が協調してタイミングよく切り替わることで私たちの身体をコントロールしています。
このコントロールが乱れると、車が事故を起こすように、いずれ大きな病気へと向かってしまいます。また、睡眠薬代わりに寝酒をする習慣がある方も要注意です。アルコールは一見眠気を誘うように思えますが、実は睡眠の質を著しく低下させ、肝機能の低下を招いて疲労回復をさらに遅らせるという悪循環を生んでしまいます。
当院の未病改善外来では、この目に見えない自律神経の乱れについて、専用の機器を用いて客観的な数値として評価し、早期改善に努めています。
私たちの治療は、セルフケアのための徹底的な生活習慣改善指導が大前提とし、それを強力にサポートするための物理的な施術を用意しています。
なかでも、抜けない疲れや頑固な睡眠障害に対して高い効果を発揮するのが、脳神経に直接作用して自律神経のバランスを劇的に整え、深いリラクゼーション効果を与える「YNSA(山元式新頭針療法)」です。
「YNSA(山元式新頭針療法)」について
整形外科などで原因不明と言われた身体のこわばりやだるさに対しても、頭部の特定のポイントを刺激することで身体の司令塔をリセットし、自分の身体はまだ変われるという確かな成功体験をその場で提供します。
病気という火事が起きてから消火活動を始める既存の医療ではなく、煙がくすぶっている未病の段階で手を打ち、あなたの身体が本来持っている自己治癒力を再起動させること。それこそが、港北ハートクリニックが提供する予防内科の使命です。
だるさや眠気を年齢のせいにして諦める前に、まずは当院へご相談いただき、あなたの大切な未来を守るための一歩を共に踏み出しましょう。
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